2020年は,家計管理がうまくできておらず,思うようにお金はたまりませんでした.
2021年は,その反省を踏まえて,予算立てによる家計管理を行いました.
目標は,年間120万円貯めることでしたが,ほんの少し(3万円ほど)届きませんでした.
結論,2020年に比べて2021年は大幅に改善され良かったと感じています.
無理な節約ではなく,倹約することに近い方法であると考えています.
- 予算立てによる家計管理
- 収支の変化(2020年と2021年)
- カテゴリ毎の変化(2020年と2021年)
- 楽天経済圏の活用
- 2022年の予算変化と計画
予算立てによる家計管理
2021年の予算の決め方と,予算を基準とした生活費を説明します.
この予算立てが一番効果的だったと感じています.
毎月の生活費(予算)の決め方
- STEP1全体の予算を把握する
予算は必要な費用の合計から決まります.
まずは直近1ヶ月の支出をもとに決めるといいと思います.
- STEP2予算の最適化
全体の予算から目標の予算を決めます.
無理しない程度に,無駄を排除するイメージです.
- STEP3全体の予算からカテゴリ別に予算を配分
STEP1の図に示す矢印の逆方向を実施します.
全体の予算を超えないように,各カテゴリの予算を決めます.
食費はいくら,生活用品費はいくら…
毎月の予算を決めることで
- 生活費がどれぐらい必要かわかる
- 削減できる費用が明確になる
これにより,生活費が最適化されていきます.
2020年から2021年の変更点(改善点)
内容 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|
全体の予算立て | ○ | ○ |
カテゴリ別の予算立て | × | ○ |
2020年は,全体の予算しか決めておらず,カテゴリ別に決めていませんでした.
2021年は,カテゴリ別の予算を追加した上で,全体予算の9割が生活費として使えるお金としました.
これにより,強制的に1割を貯金することができました.

予算を変更して支出の多いカテゴリに対応
カテゴリ別に予算を決めましたが,月によっては支出が多くなる場合があると思います.
その場合は,全体予算の範囲内で,カテゴリ毎に予算を再振り分けします.
例えば,次のように予算を変更したりしました.

こうすることで,月ごとの支出の変化に対応することができます.
予算管理と家計簿はアプリで管理
予算管理と家計簿は,アプリで簡単に管理ができます.
私が実際に行った方法をご紹介します.
Zaim,または,マネーフォワードが使いやすいと思います.
個人的には,予算管理のしやすさではZaim推しです.
2020年と2021年の収支の変化
全体的な収入と支出の変化を比較しました.
収入の変化
2020年の家計収入を100%とした時,2021年は約91%でした.
2020年に比べて約9%減りました.
減った理由は,仕事が変わり収入が減ったことにより,家計に入れる金額を変更したため.
2020年の時点では,家計の収入を減らしても生活できることは分かっていました.
しかし,家の貯蓄になると考えて変更をしていませんでした.
結果から言うと,2021年は家計収入を減らしても,2020年よりもお金は貯まりました.
家計の収入は多ければ,その分で貯蓄も増えるとは必ずしも言えないとわかりました.
支出の変化
2020年の支出を100%とした時,2021年は約86%でした.
2020年に比べて約14%減りました.
減った主な要因は,予算立てによる家計管理に変えたことです.
カテゴリ毎にどのぐらい変化したか見たいと思います.
2020年と2021年のカテゴリ毎の支出の変化
食費,生活用品費,水道・光熱費,定額利用費の4つについて見ていきます.
食費の変化
2020年の食費を100%とした時,2021年は約66%でした.
2020年に比べて約34%減りました.
減った主な要因は,予算立てによる家計管理に加えて,楽天経済圏の活用が大きかったです.
ポイントを利用できる環境は,現金を使用する頻度を下げてくれます.
普段の買い物ではあまり付かないポイントも,経済圏の活用によってポイントが溜まりやすい環境を作ることができます.
生活用品費の変化
2020年の生活用品費を100%とした時,2021年は約100%でした.
2020年に比べてほとんど変化はありませんでした.
生活用品費は,主に楽天市場での支出が多いです.
お店で買うのも,ネットで買うのも,価格が変わらない場合は,ネットで買ってしまいます.
楽天経済圏を活用していれば,楽天市場での買い物はポイントが貯まりやすいです.
そのため,なるべく楽天市場を利用しました.
これで得られたポイントを,食費や光熱費に充てることができます.
水道・光熱費の変化
2020年の水道・光熱費を100%とした時,2021年は約66%でした.
2020年に比べて約34%減りました.
減った主な要因は,電力会社を変更したことです.
楽天でんきに変えたことで,基本料金がなくなり,使用した分の料金に変わったこと,楽天ポイントで支払いができることが大きかったです.
楽天でんきに限らず,電気代を安くする選択肢はあると思います,なぜ安くなるのかまとめています.
水道,ガスは変更点がないため,2020年と同じではありますが,料金自体は値上げがされています.
その中で支出を下げられたのは,電力会社の変更が大きいと考えます.
定額利用費の変化
2020年の定額利用費を100%とした時,2021年は約52%でした.
2020年に比べて約48%減りました.
定額利用費とは,家のインターネット(通信費)やAmazonプライムなどの月額利用費を意味します.
減った主な要因は,家のネット回線を解約したことです.
コンセントにさすだけで使えるでお馴染みのソフトバンクAirを利用していました.
その代わりに楽天モバイルを契約し,テザリングして家のWiFiとして利用しました.
1年間無料のキャンペーン中であったため,通信費がかかりませんでした!
変えた事による大きな影響(動画やWeb会議系)は特にありませんでした.
楽天経済圏の活用した結果
楽天経済圏を活用したことによって,2021年の楽天ポイント獲得数は19万ポイントを超えました.
獲得したポイントは,食費や生活用品費,電気代に充てることにより,現金による支出を抑えることができました.
収支の大幅改善の一要因として,結果に繋がっていると考えています.
2020年から2021年までの変化

2019年くらいから楽天経済圏の活用を始め,2021年に本格的な活用に切り替えました.
2020年までは最低限の活用だったため,ポイントは2019年よりも少し増えただけでした.
2020年までは記事に記載の導入編から活用編までを実践していました.
2021年からは,活用から拡張してポイントが貯めやすい環境になりました.
2021年12月時点でのSPU
利用したサービスは以下の通りです。
サービス | 倍率 | 利用 |
---|---|---|
楽天会員 | 1 | ○ |
楽天モバイル | 1 | ○ |
楽天モバイルキャリア決済 | 0.5 | |
楽天ひかり | 1 | |
楽天カード+カード特典分 | 2 | ○ |
楽天プレミアムカード | 2 | ○ |
楽天銀行+楽天カード | 1 | ○ |
楽天の保険+楽天カード ※1 | 1 | |
楽天証券 ※2 | 1 | ○ |
楽天ウォレット | 0.5 | |
楽天トラベル | 1 | |
楽天市場アプリ | 0.5 | ○ |
楽天ブックス | 0.5 | |
楽天Kobo | 0.5 | |
Rakuten Pasha | 0.5 | |
Rakuten Fashionアプリ | 0.5 | |
楽天ビューティ | 0.5 | |
倍率合計 | 15 | 8.5 |
SPUは条件達成のみで,エントリーは不要になります.
ただし,SPUの達成条件や除外(終了)など変更が入るため,確認が必要です.
SPUの対象サービスは全て利用する必要はありません.
無理をして利用しても,無駄遣いになる恐れがありますので,本当に必要なサービスだけ適宜利用することをオススメします.
私は,8.5倍をベースとし,欲しいものがある場合のみ楽天ブックスや楽天Kobo,Rakuten Fashionアプリを利用します.
月によっては,8.5倍から10倍の間でSPUは変動することになります.
とにかくお買い物マラソンで5と0のつく日だけでOK
難しいことは考えずに,シンプルに利用するだけで十分だと思います.
慣れてきて,余裕があれば極めてもいいともいます.
ただし,SPUのようにサービス変更は必ずきます.
今までできていた事ができなくなって,その対策に追われて労力がかります.
60〜70%程度で利用するぐらいの距離感がちょうどいいと思います.
2022年の予算変化と計画
2022年は,賃貸から持家へと変わります.
そのため,今までよりも住宅費を考えて予算を組む必要が出てきました.
住宅ローンは変動金利であるため,半年に1回金利が決まります.
それを盛り込んで予算を立てるのは難しいですが,半年毎に見直して運用していこうと考えています.
今後,住宅費は変動費として見ていきます.(トータルで考えると賃貸の方が楽でいいなと感じます)
2022年はとりあえず1年走らせて,変更点による問題点を抽出して,2023年以降をより良くしたいと思います.
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