【電気代】30A〜50Aは安くできる可能性あり!料金プランの解説【2021年】

【電気代】30A〜50Aは安くできる可能性あり安くできる可能性あり!安くできる可能性あり!料金プランの解説【2021年】節約

電気代を今よりも安くしたい,結局どこが安くなるのか個人的に調査しました.

調査は2021年1月の情報を元に,各社比較しました.

比較するにあたり,過去1年間の電気使用量を元に各社プラン条件でしっかり計算しました.

また,各社サイトの電気料金シミュレーションと合わせて解説します.

内容
  • 電力自由化
  • 各社契約プラン(料金体制)の特徴
  • サイトの料金シミュレーションを各社比較
  • 実際の電気使用量で料金比較
  • 切替目安となるアンペア

電力自由化って?

これまで電気は、各地域の電力会社(東京電力、関西電力など)が販売していました。

そのため、電気をどの会社から買うか選ぶことができませんでした。

2016年、自分で電気をどの会社から買うか選べるようになりました。

会社ごとの料金やサービスが、自分のライフスタイルに合ったものを選び放題になったと言えるでしょう。

そこで疑問が生じるのは、いったいどこがお得になるのか?ということです。

選択肢が増えた事は嬉しいですが、選ぶのって大変ですよね。選ぶなら料金が安くなるように選びたいですよね。

各会社の料金の特徴

関東圏の主要な会社をピックアップして料金の特徴を見ます。

特徴は、基本料金と電力量料金の2つで比較します。

燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金については各社同じとします。

電力自由化以降、特に変更をしていなければ、従量電灯Bだと思います。より正確に知りたい場合は、最近の検針票で確認してください。

特徴のポイントは2つです。

  1. 基本料金があるかないか
  2. 電力量料金が変動か固定か

特徴が異なるものを比較する場合、見比べてもわからないという事です。

特徴が同じであれば、比較して安い方がお得になると直感的にわかります。

例えば、東京電力、ENEOSでんき、東京ガスは基本料金が同じなので、電力量料金が安くなればお得になるとわかりやすいです。

料金シミュレーション

特徴が違うものを比較する場合、単純に比較できないので、結局どこが安いのか分かりづらいです。

各会社のサイトにアクセスすると、現在の料金プランとある月の電気料金、または電力使用量で計算してくれます。

シミュレーション条件は、従量電灯B、対象月を8月、使用量を224kWhとしたときの結果を見てみましょう。

①Loopでんき

引用:Loopでんき料金シミュレーション
引用:Loopでんき料金シミュレーション

入力した8月の電力使用量を基準に他の月を予測して算出しています。

②エルピオでんき

引用:エルピオでんき料金シミュレーション
引用:エルピオでんき料金シミュレーション

こちらも入力した8月の電力使用量を基準に他の月を予測して算出しています。しかし、電力使用量が異なっているのが分かります。

③楽天でんき

引用:楽天でんき料金シミュレーション
引用:楽天でんき料金シミュレーション

こちらも入力した8月の電力使用量を基準に他の月を予測して算出しています。しかし、電力使用量が異なっているのが分かります。

④ENEOSでんき

引用:ENEOSでんき料金シミュレーション
引用:ENEOSでんき料金シミュレーション

こちらも入力した8月の電力使用量を基準に他の月を予測して算出しています。しかし、電力使用量が異なっているのが分かります。

⑤東京ガス

引用:東京ガス料金シミュレーション
引用:東京ガス料金シミュレーション

こちらも入力した8月の電力使用量を基準に他の月を予測して算出しています。しかし、電力使用量が異なっているのが分かります。

比較結果

①〜⑤までの同一条件でシミュレーションした結果をまとめたのが下の図です。

ピンクの網掛けは、条件で与えた基準となる月の使用量です。全ての会社で同じ使用量である事が確認できます。

問題は、それ以外の数値がまったく違う事です。

まったく違う数値で比較しても、どこが安いかわからないという事です。

実際の使用量で比較

実際にプランを変えて1年使用したと想定して、電気代を比較します。

基本料金と電力量料金は特徴で紹介した数値で算出しています。また、燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金については各社同じとします。

ピンクの網掛けが、実際の年間電気代です。

シミュレーション結果と実際の使用量とでは、安くなる金額が変わってきます。

複数社で比較する場合、シミュレーションは条件が異なることに注意が必要です。

一番確実なのは、実使用量で比較することです。

切替の目安

1年間の使用量がわからないと比較する事は難しいです。

シミュレーションで同条件で比較しようとするのも難しいですよね。

独自に調査した中で、指標になりそうなものをいくつかピックアップします。

①契約アンペアが20A

まず20Aを契約している場合、電気の使用量が低いと考えます。

一度に使用できる電化製品が限られるのを前提としています。

ピンクの網掛けまで使用していれば、安くなる可能性はあります。

しかし、120kWh程度になると考えると変えるメリットはないと考えます。

②契約アンペアが30A

30Aは一番多い契約プランではないかと推測しています。

120kWhで見ても、それ以降の使用量でも安くなる可能性が十分にあります。

要因としては、基本料金が0円の会社です。

電力量料金が少し高くても、使用量でかかる金額が基本料金を超えないからです。

使用量が増えれば、電力量料金も上がっていきます。

30A契約の場合は変えることで安くなる可能性があります。

③契約アンペアが40A

40Aも多い契約プランかと推測します。

30Aと同じで、40Aも変えることで安くなる可能性があります。

④契約アンペアが50A

50Aはファミリー層に多いと推測しています。

ちなみに私は50Aで契約しています。

30、40Aと同じで、50Aも変えることで安くなる可能性があります。

まとめ

目安として,30A〜50Aは基本料金が0の料金プランであれば,切り替える事で電気代を安くできる可能性があります.

サイト内のシミュレーションは,各社の使用量に基づいて算出されているため,必ずしも安いとは限りません.

そのため,実際の使用量から算出することが確実だと思います.

他にもたくさんの電力会社があると思います,選ぶ際の参考になれば嬉しいです!

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