【SBI証券】三井住友カードによる投資信託のクレカ積立結果【2023年12月】

【SBI証券】三井住友カードによる投資信託のクレカ積立結果【2023年12月】投資信託

SBI証券の口座では、投資信託を毎月3000円積み立てしており、2019年から始め今年で5年目になりました。

2021年6月30日に三井住友カードによるクレカ積み立てが始まったことで、より利用しやすくなりました。

加えて,買付時に金額に応じてVポイントが貯まるため,効率よく資産形成がしやすい環境となりました.

2022年4月25日に東急カードによるクレカ積み立ても始まり,幅広く投資への機会が増えていると考えられます.

ここでは,実際に積み立てた結果を紹介することで,投資信託を検討している方やSBI証券でクレカ投資を検討している方の参考になればと思います.

内容
  1. 少額投資のメリット
  2. クレカ積立のメリット
  3. 積立結果
  4. 新しいNISA

少額投資から始めるメリット

私が考えるメリットは,以下の3つです.

  1. 続けやすい
  2. 投資というものに慣れる
  3. 学びながら走れる(継続)

長期的な視点で継続しやすい

投資で最も必要なのは資金です.

毎月数万円を用意するのも大変なので,少額であれば用意しやすいと考えます.

投資は継続することが重要になりますので,継続しやすい金額から始めるといいと思います.

投資に対する恐怖心を払拭する

何事も始める前は,無知による恐怖心があります.

投資とは,利益が出ることもあれば,損失が出ることもあります.

急に数十万もの損失が出てしまっては,精神的にもダメージを受けます.

少額であれば,例えば損失が出たも数百円程度ですので,精神的ダメージもかなり軽減できます.

1日でも早く始めることが重要

全てを理解してから始めようとすると,始めるまでに時間がかかります.

投資は,投資をする事で利益を生むことができます.

投資をしていなければ,利益を生むことはありません.

少額であれば継続しやすく,損失が出ても少ないダメージなので,始めながら学ぶことは十分可能です.

クレジットカードで投信積立するメリット

2021年6月30日に三井住友のクレカ積立サービスが始まり,口座振替での積立からクレカ積立に変更しました.

SBI証券の口座を開設しているが,クレカ積立がまだの方,また,クレカはあるが証券口座は開設していない方は,検討してみてください.

SBI証券でのクレジットカードによる積立の設定方法はこちらを参考にしてみてください.

2022年4月25日に東急カードによるクレカ積立サービスが始まりました.

SBI証券で投資信託を定期買付する際は,クレジットカードによるメリットを受けることができます.

  1. 入金の手間が省ける
  2. クレカ決済でポイント貯まる
  3. 保有数に応じてポイントもらえる

証券口座へ入金する手間が省ける

銀行口座から証券口座への定期的な入金は,設定できるが面倒.

積立額を変更すると設定に反映されるまでにラグが生じる.

その結果,証券口座の資金が不足し手動で入金する必要が生じます.

クレカ積立は,証券口座の残高を気にする必要がなくなります.

クレジットカード決済によるポイント獲得

銀行口座からの入金では,積立時にポイントはつきません.

投資信託の積立でも,クレジットカード決済でポイントが付与されます.

三井住友カードや東急カードで積立する事で,投資しながらポイントが貯まります.

こちらは通常ポイントで付与されます.

投信マイレージでポイントもらえる

投信マイレージは,積み立てた合計金額(評価金額からリターンを引いた買付合計額)に応じてポイントがもらえます.

例えば,年率0.1%であれば,がもらえます.

投信マイレージは銘柄によって異なるため,年率がいくつなのか確認しておきましょう.

こちらも通常ポイントで付与されます.

貯まったポイントは様々な用途に使える

ポイントはクレカの引き落とし額に充当するなど,様々な用途があります.

2022年5月30日に,ポイントでの投資信託が買付可能になりました.

1つの使い道として,貯まったポイントで投資信託を購入することもできます.

投資信託の積立結果

現在,SBI証券で積み立て中の銘柄は3つあります.

銘柄積立額
三井住友TAMー世界経済インデックスファンド3000円
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド1000円
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド1000円

各ファンドの指標は以下の通りです.

ファンド指標
世界経済インデックスファンドMSCIコクサイ・インデックス(外国株式)と他
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドS&P500
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドCRSP US Total Market

結果は以下の通りです.

三井住友TAMー世界経済インデックスファンド

この銘柄はバランス型のファンドで,さまざまな指標(国内・外国・新興国株式/債券)に連動しています.

2023年のトータルリターンはプラス32868(+17.18%)です.

全期間では,以下の通りプラスです.

全期間のリターン・リターン率

これまでの各年リターンを参考までにまとめました。

2022年はマイナスですが、それ以外はプラスでした。(2023年はまだ終わっていませんが、プラスで終わりそうです)

リターン[%]
2019+5.32%
2020+8.93%
2021+11.73%
2022-4.28%
2023+17.18%

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

この銘柄はS&P500という指標に連動するファンドで,米国の代表的な500銘柄に投資していることになります.

2023年のトータルリターンはプラス10592(27.48%)です.

全期間では,以下の通りプラスです.

全期間のリターン・リターン率

これまでの各年リターンを参考までにまとめました.

2022年はマイナスですが、それ以外はプラスでした。(2023年はまだ終わっていませんが、プラスで終わりそうです)

リターン[%]
2021+17.12%
2022-5.0%
2023+27.48%

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

この銘柄はCRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動するファンドで,米国の約3900銘柄に投資していることになります.

2023年のトータルリターンはプラス7649(25.92%)です.

全期間では,以下の通りプラスです.

全期間のリターン・リターン率

これまでの各年リターンを参考までにまとめました.

2022年はマイナスですが、それ以外はプラスでした。(2023年はまだ終わっていませんが、プラスで終わりそうです)

リターン[%]
2021+9.8%
2022-5.81%
2023+25.92%

新しいNISA

今までのNISA/つみたてNISAが1つにまとまり、以下の特徴を持ちます。

  • 年間投資枠の拡大
  • 非課税期間の無期限化
  • 非課税保有限度額の拡大
  • 口座開設期間の恒久化

非課税期間が無期限になったことで、節税効果は今以上になります。

年間投資枠の拡大

つみたて投資枠のみ比較します。

40万円120万円

旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間40万円となっており、月の上限が33333円と中途半端でした。

新つみたて投資枠(新NISA)は、年間120万円となり、月の上限が10万円となります。

非課税期間の無期限化

つみたて投資枠のみ比較します。

年間投資分に対して20年間無期限

旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間投資分に対して20年間は非課税となっており、期限があります。

新つみたて投資枠(新NISA)は、無期限となります。

非課税保有限度額の拡大

つみたて投資枠のみ比較します。

800万円1800万円(成長投資枠を使用しない場合)

旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間上限40万円で20年間積み立てることができる計算になります。

新つみたて投資枠(新NISA)は、年間上限120万円で15年間積み立てることができる計算になります。ただし、成長投資枠を使用しない場合を想定しています。

今までと変わらず、例えば年間40万円で積み立てれば、45年間積み立てることができる(現行の3倍)、そういう考え方もできます。

1000万円枠が増えたことは大きいと思います。

口座開設期間の恒久化

つみたて投資枠のみ比較します。

2023年まで恒久化

旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、2023年までとなっております。ただし、2023年までに保有している商品については、非課税期間が適応されます。しかし、期間終了後に新つみたて投資枠への移管はできないです。

新つみたて投資枠(新NISA)は、2024年から切り替わるイメージになります。

まとめ

毎月3000円積立を5年間継続した運用結果を年利で計算し、理論値と実績値を比較しました。

2023年は(まだ終わっていないですが)、理論値である10%を超える結果となりました。

世界経済インデックスファンドの結果

今年のデータは確定ではないですが、少なくとも理論値(年利5%)を超えている状況で、着実に増えていると考えています。

私が投資信託を始める際に参考した書籍です。証券口座の開設方法など、読みやすく理解しやすかったので紹介します。

新NISA対応版が最近出たみたいです。

今年ももう終わり、2024年から新NISAがスタートしますが、皆さんは準備は進められていますでしょうか?もし、投資について壁を感じる場合はポイント運用から慣れるのも1つの手段と思います。

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