【SBI証券】毎月3000円で投資信託の積立状況【結果考察】

投資信託

こんにちは,しんしーです!

SBI証券の口座で保有している投資信託の積立状況とその結果について話します。自分なりに結果を考察します。(まだまだ勉強の身です)

SBI証券での積立額は3000円としています。少額投資を続けることのメリットは,投資を始めやすく,投資について学びながら少しずつお金を増やすこと,と考えています。

内容
  • 投資信託の積立結果(6月)
  • 全期間での積立結果
  • 結果に対する考察
  • SBI証券の6月のトピックス(バンガード,クレジットカード積立)

6月の積立結果

現在,SBI証券で積み立て中の銘柄は2つあります。

  • 三井住友TAMー世界経済インデックスファンド
  • SBI・バンガード・S&P500

それぞれの結果について,6月を含む2021年分で見てみます。

トータルリターンは、評価金額ー(前年末評価金額+買付金額)で算出されます。

トータルリターン率は,トータルリターン/(前年末評価金額+買付金額)×100[%]で算出されます。

世界経済インデックスファンド

2021年(1〜6月まで)のトータルリターンはプラス9274となっています。

5月はプラス5964でしたので,先月と比べると上昇しています。また,4月はプラス6387でしたので,全体的に上昇傾向にあります。

4月から5月にかけて下がった分を取り戻して,さらに上昇する強い相場だったと言えます。

SBI・バンガード・S&P500

2021年(2〜6月まで)のトータルリターンはプラス207となっています。

4月はプラス70でしたので,先月と比べると上昇しています。また,3月はプラス102でしたので,全体的には上昇傾向にあります。

4月から5月にかけて下がった分を取り戻して,さらに上昇する強い相場だったと言えます。

全期間の積立結果

先程の銘柄について,全期間で見てみます。

全期間でのトータルリターン率は、トータルリターン/累計買付金額×100[%]で算出されます。

世界経済インデックスファンド

トータルリターンはプラス17194でした。

5月に比べると6月のプラス分はかなりの増加であったため,全期間でも同様に増えています。

毎月3000円(現在は2000円,S&P500に1000円)でも,継続して積み立てることでリターンを得ています。預金口座に3000円積み立てても,同様のリターンを得るのは難しいです。

SBI・バンガード・S&P500

こちらは2月から買い始めたばかりで,まだ期間が短いです。そのため,全期間の結果は6月と同じになります。

ベンチマークは有名なS&P500なので,今後も継続して積み立てして状況をみていきたいと思います。

積立結果に対する考察

先月に対して,プラスの結果となりました。この結果に対して考察します。(答えではなく,あくまで1つの考えです)

基準価格の推移

まずは保有している2つの銘柄の基準価格を見てみます。ますは世界経済インデックスファンドです。

世界経済インデックスファンドの半年間の基準価格推移

ここ半年間では上昇傾向にあり,5月の真ん中から上昇傾向にあります。

4月と5月で2度も下落していましたが,6月にかけて回復し下落前よりも高値をつけています。

次にS&P500です。

SBI・バンガード・S&P500の半年間の基準価格推移

こちらも同様の傾向にあります。6月から上昇傾向にあります。

世界経済インデックスファンドは「バランス型」のインデックスファンドです。構成比率で最も占めているのが,米国株と米国債券です。

S&P500は米国株なので,2つの銘柄で傾向がほぼ同じと言えます。

米国マーケットの推移

2つの銘柄が米国株なので,米国マーケットを見てみます。NYダウ・NASDAQ・S&P500指数・米国国債10年を比較してみます。

NYダウ
NASDAQ
S&P500指数
米国国債10年

NYダウ・S&P500指数はほとんど同じ動きをしていますが,直近は反対の動き(NYダウは若干下落)をしています。

直近ではNASDAQとS&P500指数が同じ動きをしています。米国国債10年は全体的に下落傾向です。

景気と株価の関係は
「景気が良くなる → 企業業績が良い → 株価が上昇」

景気と金利の関係は
「景気が良くなる → お金を借りる人が増える → 金利が上昇」

物価と金利の関係は
「物価が上がる→お金が必要になる→金利は上昇」

悪くなる,下がる場合は上昇の逆(下落)です。

米国債の利回りが下がっているため,米国債の価格推移が上昇している。現金よりも株にお金が流れていると考えられます。

相場の推移から景気は良い方向に向かっていると考えられます。

米国指標の結果

景気動向指数のような経済や景気の指標になるものがあります。

  • 失業率(労働者の雇用状況)
  • 非農業部門雇用者数[NFP](労働者の雇用状況)
  • 小売売上高[自動車除く](個人消費の動向)
  • ISM製造業景気指数(製造業の景気感)
  • ISM非製造業景気指数(非製造業の景気感)

今月の指数の結果は以下の通りでした。

5月予想5月結果6月予想6月結果
失業率5.8%6.1%5.9%5.8%
NFP100.0万人26.6万人67.5万人55.9万人
ISM製造65.0%60.7%60.9%61.2%
ISM非製造64.1%62.7%63.2%64.0%

労働者の雇用状況が良くなるには,景気が良くなる必要があります。失業率は下がっているため,景気は良くなってきていると考えられます。

非農業部門雇用者数[NFP]は予想よりも低い結果になっています。しかし,先月に比べて雇用数が伸びているため,景気は良くなっていると考えられます。

ISMの景気感はどちらも予想を上まっており,数値も50%以上を推移しています。先行指標であるため,景気動向は良い方向に行くと感じている人が多いと言うことになります。

考察のまとめ

長期的にはマーケットは良い方向に向かっており,指数と相場感が一致してきているように感じます。

先月の物価上昇による金利上昇に対する企業業績の縮小懸念も解消されたと考えられます。

これにより,短期的にも良い結果になっていると考えられます。

過去の経験から

投資信託を毎月決まった金額を積み立てることで,基準価格が下がった場合は多く,基準価格が上がった場合は少なく買うこと(ドルコスト平均法)を自動的に行えます。

コロナの影響で基準価格が暴落した時,トータルリターンがマイナスになりました。

しかし,継続して毎月積み立てたことで,今のトータルリターンになっています。継続することの大切さを学べました。

SBI証券での投信積立について

現在,SBI証券では三井住友TAMー世界経済インデックスファンドを主軸で積立しています。この理由としては,「3000円投資生活」という本を参考に始めたからです。

現在は改版されてDELUXEになっています。こちらが最新ですので,参考にされる場合はこちらが良いと考えます。証券口座の開設なども触れています。

電子書籍版もあるので、すぐ読みたい場合は非常に便利です。

SBI・バンガードの新インデックスファンド

6月にSBI・バンガードシリーズの名称が,SBI・Vに変更されS&P500に加えて2つのファンドが追加されます。詳細はこちら

  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド

銘柄選定で大事なのは,投資におけるコストを下げる事です。利益が出ても,利益からお金(コスト)を取られたら利益が減ってしまいます。つみたてNISAで非課税になっていてもコストによる利益損失を防ぐ必要があります。

このバンガードシリーズは信託報酬が低く,S&P500では隠れコストも低く,コストを抑えられる可能性が極めて高いファンドになりそうです。

三井住友カードによるクレカ積立

6月30日からクレカ積立の設定ができるようになります。詳細はこちら

今までは,証券口座または住信SBI銀行の残高から積み立て設定でした。これがクレカ積立が可能になり,積み立て金額に対して,Vポイントが貯められるようになります。

対応のクレジットカードを持っていない場合,早めに発行しておきましょう。私は三井住友カード(NL)を発行しました。

まとめ

毎月3000円で投資信託を積み立てることで,学びながら資産を増やしています。

年利3%で運用できた理論値と実績値を比較すると,そんなに離れていません。

2年目は理論値を超えていますが,3年目はまだ途中のため下回っています。

半年経過しましたが,順調に理論値に近づいていますので,今後に期待しています。

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