年間120万円を増やすことを目標に,2021年から家計管理を見直しました。
今まで数字を付けるだけの管理されていない状況から,管理することによってどう変わるのか?毎月状況をまとめています。
状況をまとめる理由は2つあります。
- 赤字・黒字の原因を把握するため
- 来月の家計戦略を立てるため
二人世帯の生活費,予算の立て方,家計簿のつけ方など,参考になるように解説したいと思います。
二人世帯の生活費と予算の立て方
生活費と予算の話は,どのようにお金を管理するかで変わってきます。
共通のお財布(口座)で,お金を管理するとことを前提としています。
お金の管理は夫婦共通のお財布(口座)
生活費は家族共通の口座に,毎月決まった金額を入れています。
割合については,少し前までは半々にしていました。
収入に差が出たため,今は私の方の割合を多めにしています。
生活費は,共通のお財布(口座)から全て支払うようにしています。
毎月の生活費(予算)の決め方
予算は必要な費用の合計から決まります。
まずは直近1ヶ月の支出をもとに決めるといいと思います。
そこから見直していき,最適な予算を決めていくイメージです。
毎月の予算を決めることで,
- 生活費がどれぐらい必要かわかる
- 削減できる費用が明確になる
これにより,生活費が最適化されます。
私は生活費を最適化し,予算の9割が生活費として使えるお金になりました。
これにより,残りの1割は貯金にすることができました。
この貯金は,予算外の支出がある場合に,対応することができます。(予算外が発生しなければ貯金になります)
予算は人によって異なるため、それぞれの目的に合わせて計画すると良いと思います。
計画した予算割合(先月から割合を変更)
今月は先月から元の状態に戻しました。
食費の予算を増やしました(元に戻しました)。
定額料金は,先月に引き続き予算枠を減らした状態を継続させました。
減らした分を日用雑貨に振り分けています。
計画した予算に対する支出の割合(結果)
家賃は変動しない費用(常に予算に対して支出100%)なので項目から除外しています。
食費の予算計画に対する支出割合
予算計画に対して,支出の割合が79.9%でした。
先月と比べると支出割合は同じですが,予算額が元に戻っています。
先月に比べると食費は増えています。
ふるさと納税の分は先月に引き続き,支出を抑える役割を担ってくれています。
増加した要因は,出社することになり,お弁当用の冷食費用が新たに増えたことです。
外食費用を考えると,お弁当の方が食費は抑えられると考えています。
食費は次の3つを意識しています。
- 予算を意識して支出をコントロール
- 適度に外食を取り入れながら,予算内に抑える
- 楽天ポイントを積極的に使用して,食費を抑える
外食を全くしない,は節約が長続きしないため,適度に利用するようにしています。
ちょっとした贅沢は,生活を豊かにしてくれるため,必要な要素と考えています。
今月はマクドナルドで楽天ポイント全額支払いました。
支出を抑えるために欠かせないのが楽天ポイントです。
楽天ポイントで支払いすることで,現金の支出を抑えています。
ポイントの使用頻度を高めるため,楽天ポイントが利用できるお店を選んで買うようにしています。
獲得した楽天ポイント,どのぐらいの買い物でポイントがたまるかまとめています。
日用雑貨の予算計画に対する支出割合
予算計画に対して,支出の割合が83.1%でした。
今月は予算を元に戻しましたが,今までより少し予算を増やしています。
定額料金用の予算を減らした分,日用品を増やしたからです。
日用品は,なるべく楽天市場を利用するようにしています。
お店よりも安く買える商品であれば,楽天市場で購入する方がポイントがたまりやすいからです!
もちろんお店でも買いますが,その際は楽天ポイントが余っていれば,積極的に使用するようにしています。
定額料金の予算計画に対する支出割合
予算計画に対して,支出の割合が80.1%でした。
定額料金の中身は,サブスクなどの会費です。
1年以上利用していますが,金額が変わらないので予算を減らしても問題ありません。
今回,定額料金の予算を減らし,日用雑貨の予算を増やしました。
水道・光熱費の予算計画に対する支出割合
予算計画に対して,支出の割合が49.5%でした。
今月は水道代の請求月ではないため,予算に対して低い支出割合となりました。
水道代は平均をとっても,今のところは電気,ガス合わせても予算以下に抑えられています。
予算以下で抑えることができた要因は2つあります。
- 東京電力から楽天でんきに切替で電気代が安くなっているため
- 電気代に楽天ポイント(期間限定)が利用できるため
毎月,電気代の一部を楽天ポイントで支払うようにしています。
夏場はなんとか予算以下でしたが,次の冬場はガス,電気,水道の使用量が増えるので気をつけなければいけません。
エアコンを節約する方法についてまとめています。
楽天でんきへの切替についてまとめています。
夏場や冬場はエアコンなどの季節家電を利用するため,電気代やガス代が上がりやすいです。
余剰金に対する支出割合
余剰金を把握するためにしている事は3つあります。
- 手当を含めない基本給の把握
- (1の)給与から社会保険・税金を引いた手取りの把握
- (2の)手取りから必要経費(生活費・貯金・投資など)を引いた金額の把握
3の金額が本当の余剰金と考えています。
この余剰金を把握することで,支出が生じてもコントロールすることが可能となります。
給与が増えた場合は,3の必要経費の内,貯金や投資額を増えた分だけ増やします。余剰金は極力変わらないようにします。
そうすることで,資産を増やすスピードが上がると考えています。
余剰金に対して,支出の割合が164.7%でした。
基本的な個人の支出は,予算内に抑えられていました。
定期代の購入が今月あったため,余剰金を超える形となりました。
定期代は手当として支給されているため,基本的にはプラスマイナス0で考えられます。
仮にも余剰金内に抑えられれば,その分はプラスとなります。
私は余剰金で使用する目的を,月ごとで支出額が変わる変動費(例えば、交際費、洋服、書籍、交通費、美容など)に割り当てています。
家計簿の活用
今年に入ってから活用方法を見直しました。理由としては,家計簿をつける目的が入力することに置き換わってしまったためです。
本来は家計を強化するため,お金の流れを把握して改善するための手段としてあるべきでした。
予算を立てる
変更前 | 変更後 |
全体的に予算を計画 ・収入に対して9割 | カテゴリ毎に予算を計画 ・収入に対して全体で9割 |
カテゴリ毎に決めることで,本当に必要な生活費が見えるようになりました。
これにより収入を見直し,生活にかけるお金を少なくすることができました。
家計簿アプリで共有
変更前 | 変更後 |
不必要な支出が多かった ・特に外食頻度 | 不必要な支出が減った ・特に外食頻度 |
家計簿アプリにカテゴリ毎の予算を設定して,家族で共有しました。
家族全体の意識として,予算内でやりくりする意識がより強くなったと思います。
家計簿アプリの活用方法についてまとめています。
個人的な意見ですが,マネーフォワード,Zaimがオススメです。
クレジットカードの利用なども連携で自動入力なので,キャッシュレスであれば入力の手間がかかりません。
Zaimのカスタム予算
Zaimアプリを使用して,予算をカテゴリ毎に決めています。
今月は先月から一部の予算を変更しました。
この内容をアプリに反映させておくことで共有することができます。
予算の設定画面を開き,右上のカスタム予算をタップします。
予算を変更したい年月を選択します。(今回は2021年の9月)
変更したいカテゴリの予算を設定し,完了をタップするだけです。
標準の予算から今月だけ変更したい場合などにお勧めです。
決まった金額を毎月変更している場合は,標準予算を変更すると良いと思います。
資産状況(家計の赤字・黒字)
今月も黒字で終わらせることができました。
今月の増加分は約16万円で,累計は約91万円です。
今年の目標としている120万円まで,あと約29万です!
今月は,思ったよりもプラスが出ました。
プラスになる要因は主に4つ考えられます。
- 生活費の支出が予算内であったため
- 投資信託の毎月積立分と運用益がプラスだったため
- つみたてNISAの毎月積立分と運用益がプラスであったため
- 株の運用益がプラスであったため
1つ目は,来月以降も継続していきます。
2つ目以降は,毎月決まった金額を積み立てるため,貯金のような感覚です。
そこにプラスされるのが運用益です。
もちろん投資なのでマイナスになる(元本割れ)リスクがあります。
しかし,しっかりと投資先を選べばプラスにもなります。
余剰金が増えてくれば,どんどん額を増やしていきたいと考えています。
プラスの内,ほとんどが投信積立と運用益です。
まとめ
カテゴリ別に予算を立て,家計簿アプリを活用することで,より良くなっているのを感じています。
余剰金の把握については,家族でも計算を共有して,浪費の防止に効いているみたいです。余剰金が増えれば,その分を投資に充てることができるため,より資産を増やせるようになります。
生活水準は落とさなくても,資産を少しずつ増やせるよう継続していきます。
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