2019年にSBI証券の口座を開設しました。当時はお金に関する勉強の一環で、毎月3000円の少額投資を始めました。
毎月3000円というのは、きっかけは1冊の書籍。個人的には無理せず始められ、無理せず続けられると思いました。
- 投信積立ログ
- 投資をする前に
- 証券口座の開設
- 最初に選んだ商品
- 少額投資から始めるメリット
- クレカ積立のメリット
- 新NISAについて
直近3ヶ月の結果については記事をご覧ください。
投資信託
ITF
投信積立の結果まとめ
投資をする前に
証券口座を開設する前に、投資するためのお金を作る事が必要になります。
「お金を作る」のは手段はなんでも構いません。例えば、副業で稼ぐでもいいですし、給与から捻出するでもいいと思います。
投資はお金を増やすための1つの手段ということ、損失のリスクがあるということを覚えておきましょう。
証券口座の開設
資金が用意できれば、実際に投資をしましょう。投資をするためには、専用の口座が必要になります。それが証券口座です。
今では、窓口に行かずネットで開設することができるのでラクです。私はSBI証券で口座開設をしました。(今現在は楽天証券も開設しています)
個人的にはネット証券であればどこでも良いとは思います。ポイントとしては、手数料が低く取扱商品が豊富なことです。
口座は特定口座で、源泉徴収ありで大丈夫です。NISA口座を活用すれば節税効果を得ることができます。開設できたら積立設定もしておきましょう!
私が最初に選んだ商品
バランス型の投資信託です。まず投資信託とは、プロが代わりに運用して利益を生んでくれるものと思ってください。そのため、自分ですることは特になく(利益の確定は個人ですが)基本的にコツコツ積み立てるだけです。
バランス型とは、そのままの意味でバランスをとった商品で、栄養バランスの良い定食みたいなものです。中身に偏りがないように調整してくれている商品と思ってください。
選定基準は、以下のコストが低いものを選定しましょう。
- 買付手数料…買付の際に販売会社に支払う手数料
- 信託報酬…投資信託を保有している期間にかかる管理費用
- 信託財産留保額…解約の際に換金代金から差し引かれるもの(信託財産に留保される)
上記の中で、特に信託報酬は継続的にかかるコストなので、私の個人的な基準は0.1%以下です。
eMAXIS Simバランス(8資産均等型)は、買付手数料なし、信託報酬0.154、信託財産留保額0%と、かなりコストが低く抑えられます。(個人的にはバランス型は信託報酬が高くなる傾向があるので、好みになりそうです)
少額投資から始めるメリット
私が考えるメリットは、以下の3つです。
- 金銭的な面で継続しやすい(余剰金の範囲でできる)
- 投資というものに慣れる(マイナスになっても少額)
- 少額でも学びながら実践できる(考えながらできる)
長期的な視点で継続しやすい
投資で必要になるのは、「お金(資金)」です。
毎月数万円を積立すると、年間で数十万円もの資金を用意しなくてはなりません。そのために生活の質を下げてしまっては、日々の生活は苦しくなるだけです。
そのため、余剰金内で少しでも投資に使えるお金があるのであれば、少額で始めることで無理なく続けることができます。
投資は継続することが重要になりますので,継続しやすい金額から始めるといいと思います.
投資に対する恐怖心を払拭する
何事も初めて行う時、知らないことで始め出すことも難しかったりします。それは「もしお金が減ったらどうしよう」、「わからないけど失敗したらどうしよう」などの不安からくる恐怖心が原因であったりします。
投資とは、利益が出てお金が増えることもあれば、逆に損失が出て減ることもあります。
こうした性質であることを認識した上で、その不安を少しでも和らげれるのは「慣れ」です。
〜最初は苦戦するも、なんとか出品できた〜
やったぁ!初めて出品した物が売れた!これから梱包して送らなきゃ。
〜コンビニとかでも送付キット買えるのか、便利だな〜
やってみると意外と簡単だな、これならもっと不要になったもを出品してお小遣い稼ぎしよ!
(慣れてきたから、送料を今よりも抑えるにはどうしたらいいだろうか・・・)
メルカリを例に出しましたが、やってみると想定よりも簡単で、知ってしまえば何も怖いものはなくなります。
投資も同じで、いきなりハードルが高いことをやるよりも簡単な方法からやっていけば良い、少額であれば損失が出たとしても数百円程度、そこから徐々に慣れていけば良いのです。
1日でも早く始めることが重要
全てを理解してから始めようとすると、始めるまでに時間がかかります。また投資は、早く始めるほど利益を生むことができます。
利益を生むことが出来るというのは、必ずしもプラスになるという意味ではなく、今が一番安い場合かもしれないということです。
少額であれば継続しやすく、また損失が出たとしても小ダメージですみます。学びながら投資することは十分可能です。
クレジットカードで投信積立するメリット
SBI証券で投資信託を定期買付する際は、クレジットカードによるメリットを受けることができます。
- 証券口座への入金が省ける(買付用の資金準備が省ける)
- クレカ決済でポイントが貯まる
- 投信の保有数に応じてポイントもらえる
クレカ積立の上限が10万円に引き上げ
2024年5月買付分より10万円に引き上げられます。これに伴い三井住友カードのポイント付与ルールが変更される予定となっています。
変更予定となっているのが2024年11月買付分からとなっています。
年間カード利用額に投信積立分は含まれないので注意が必要です。
詳しい内容はこちら
新しいNISA
今までのNISA/つみたてNISAが1つにまとまり、以下の特徴を持ちます。
- 年間投資枠の拡大
- 非課税期間の無期限化
- 非課税保有限度額の拡大
- 口座開設期間の恒久化
非課税期間が無期限になったことで、節税効果は前のNISAに比べるとよくなります。
年間投資枠の拡大
つみたて投資枠のみ比較します。
旧 | 新 |
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40万円 | 120万円 |
旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間40万円となっており、月の上限が33333円と中途半端でした。新つみたて投資枠(新NISA)は、年間120万円となり、月の上限が10万円となります。
非課税期間の無期限化
つみたて投資枠のみ比較します。
旧 | 新 |
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年間投資分に対して20年間 | 無期限 |
旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間投資分に対して20年間は非課税となっており、期限があります。新つみたて投資枠(新NISA)は、無期限となります。
非課税保有限度額の拡大
つみたて投資枠のみ比較します。
旧 | 新 |
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800万円 | 1800万円(成長投資枠を使用しない場合) |
旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、年間上限40万円で20年間積み立てることができる計算になります。
新つみたて投資枠(新NISA)は、年間上限120万円で15年間積み立てることができる計算になります。ただし、成長投資枠を使用しない場合を想定しています。
今までと変わらず、例えば年間40万円で積み立てれば、45年間積み立てることができる(現行の3倍)、そういう考え方もできます。1000万円枠が増えたことは大きいと思います。
口座開設期間の恒久化
つみたて投資枠のみ比較します。
旧 | 新 |
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2023年まで | 恒久化 |
旧つみたて投資枠(つみたてNISA)は、2023年までとなっております。ただし、2023年までに保有している商品については、非課税期間が適応されます。しかし、期間終了後に新つみたて投資枠への移管はできないです。
新つみたて投資枠(新NISA)は、2024年から切り替わるイメージになります。