楽天経済圏を利用していると,どうせならポイントがつく方法がないか?とつい考えてしまいます.
その中で,買い物の次に頻度が高そうな交通系に着目しました.
2021年11月現在では,Suicaへのチャージで0.5%還元されます.
Androidは楽天ペイアプリからチャージすることでポイントがつきます.
iPhoneの場合は,キャンペーンにエントリーした上で,楽天カードでチャージすることでポイントがつきます.
どちらの場合も200円につき1ポイントもらうことができます.
東京メトロと限定的かつSuicaではない別の交通系カードを使用した,ポイント還元率の高い方法を紹介します.
Suicaにチャージ!楽天ポイント0.5%還元
チャージ金額200円につき1ポイントの楽天ポイントをためる事ができます.
Suicaは電車に乗る時だけでなく,ちょっとした買い物でも利用する事ができます.
例えば,自動販売機やコンビニなど,利用できる場所は年々増えています.
チャージしたSuicaを利用しても,楽天ポイントがつかないのが残念なところです.
Tokyo Metro To Me CARD PASMOとは?
特徴は大きく2つです.
特徴1:PASMO一体型クレジットカード
PASMOオートチャージ機能を利用することで,事前にチャージする手間が省く事ができます.残高不足も心配する必要がありません.
オートチャージした場合は,クレジットカード会社のポイントがたまります.
もちろんクレジットカード決済で,カード会社のポイントをためる事もできます.
特徴2:東京メトロに乗車するとメトロポイントがたまる
メトロ乗車だけでなく,電子マネー決済(PASMOの残高で決済)でもたまります.
たまるポイントはメトロポイントになります.
メトロポイントは,ANAマイルやnanacoポイント,楽天ポイント*に交換する事ができます.
楽天ポイントへの交換する際は,期限に注意してください.
かなり重宝していたので,提携先なくなるのは残念です.
ソラチカカードを使ってポイント還元率8%
Tokyo Metro To Me CARDの中で,一番ANAマイルへの交換率が高いのがソラチカカードです.(ANAマイルへの交換率は,大事な要素なので後述します)
ソラチカカード以外のカードの場合,メトロポイントをANAマイルに交換自体は可能です.
しかし,交換率が60%とせっかくためたポイントは半分ぐらいに減ってしまいます。交換手数料が40%取られるとも考えられます.
一方,ソラチカカードは交換率が90%と高く,貯めたポイントをほとんど減らす事なく交換する事ができます.
東京メトロ1乗車ごとにメトロポイントがもらえる
カードの種類によって,もらえるメトロポイントが異なります.
例えば,Primeカードは土休日1乗車20ポイント,ANAマイルへは12マイル相当(交換率60%)
一方,ソラチカカードは土休日1乗車15ポイント,ANAマイルへは13.5マイル相当(交換率90%)
ANAマイルへの交換を考慮すると,土休日限定でソラチカカードは優秀と言えます.
ポイント8%還元にするには?
大前提として,ソラチカカードを使用して東京メトロに乗車することです.
東京メトロはある程度の区間を168円で乗車する事ができます.(長距離乗る場合はそれ以上かかります)
1乗車168円で,土休日であれば15ポイントのメトロポイントがたまります.
1乗車当たりのポイント還元率は最大で約8.9%です.
ここでANAマイルへの交換率90%を考慮すると,1乗車当たりのポイント還元率は最大で8%となります.
そのため,ANAマイルへの交換率は,ポイント還元率の大事な要素と言えます.
メトロポイントから楽天ポイントに交換(2022年3月まで)
メトロポイントから楽天ポイントへの交換率は100%になります.
メトロポイントのポイント還元率は,最大で約8.9%でした.
そのため,楽天ポイント換算でのポイント還元率も最大で約8.9%となります.
2022年4月以降は交換申請ができなくなるので,注意しましょう.
メトロポイントから楽天ポイントへの交換(2022年4月以降)
ソラチカカードを使用して,メトロポイントをためるのは変更なしです.
- STEP1メトロポイントをANAマイルに交換
ソラチカカードの場合,交換率は90%となります.
- STEP2ANAマイルを楽天ポイントに交換
交換率は100%となります.
ただし,10000マイル単位でしか交換できない点に注意.
2022年4月以降も,ANAマイルを経由することにより,楽天ポイントへの交換は可能となります.
ANAマイルを経由するため,還元率が8%となります.
2022年3月までの還元率8.9%と比べて0.9%下がるため,交換るす場合は3月までに申請をしましょう!
もし選ぶなら?どのソラチカカードが良い?
平日や土日,休日を問わず,東京メトロを乗車する方にはソラチカゴールドカード.
土休日がメインの方はソラチカ一般カードがオススメだと考えます.
ソラチカカードの比較
ソラチカゴールドカード | ソラチカ一般カード |
---|---|
年会費(ブランド:JCB) | |
15400円 更新時に2000マイル付与 | 2200円 更新時に1000マイル付与 |
クレジット会社のポイントサービス | |
OkiDokiポイントが1000円につき1ポイント 1ポイント(通常ポイント)をANAマイルの10マイルに交換可能 | OkiDokiポイントが1000円につき1ポイント 1ポイント(通常ポイント)をANAマイルの5マイルに交換可能 10マイルコースは以降手数料5500円 |
メトロポイント | |
1乗車につき平日20メトロポイント,土休日40メトロポイント 電子マネーで自動販売機100円につき2メトロポイント 電子マネーで店舗200円につき2メトロポイント | 1乗車につき平日5メトロポイント,土休日15メトロポイント 電子マネーで自動販売機100円につき1メトロポイント 電子マネーで店舗200円につき1メトロポイント |
OkiDokiのポイント還元率は実質Suicaチャージの0.5%還元
ソラチカカードはクレジット決済により,1000円につき1ポイントのOkiDokiポイントが付与されます.
これは還元率で見ると0.1%に見えますが,ANAマイルで換算すると1ポイント5マイル(または10マイル)なので,還元率は0.5%(または1%)となります.
楽天ポイントへの交換は,OkiDokiポイントからもできますが,交換率が60%と下がってしまいます.
還元率では0.3%になるため,一度ANAマイルを経由してから楽天ポイントに交換すると0.5%還元となります.
これはSuicaにチャージしてもらえる,ポイント0.5%還元と同じです.
メトロポイントとは別にメトポもたまる
メトポは、メトロポイントとは別のポイントで,登録したPASMOで乗車するとポイントが付与されます。
デイタイムポイント,ホリデーポイントは,1日に複数回乗っても1日あたりのポイントしかもらえません.
一方,ボーナスポイントは1日に複数回乗車してもカウントはされ,10回乗車ごとに10ポイントがもらえます.
このメトポはPASMOにチャージできるので、電子マネーで還元されます。
2022年春にキャンペーンが1ヶ月トライアル開催されます.
東京メトロを使ってまだ訪れた事のない駅に降りて散策してみても良いかもしれません.
キャンペーンの詳細は分かりませんが,メトロポイントとの相乗効果が期待されます.
登録料2000円で,乗車分がメトポで全額戻ってくるのであれば,チャージでもらえるOkiDokiポイント,メトロポイントの還元率を最大限に上げることも可能かもしれません.
まとめ
Suicaへのチャージで楽天ポイントが0.5%還元されます.
ソラチカカードもチャージにより,実質楽天ポイントが0.5%還元となります.
さらに東京メトロを土休日に多く利用される方であれば,乗車する際も最大で8%還元されます.
Suicaも良いですが,利用頻度を考えてPASMO一体型のソラチカカードに切り替えてみても良いかもしれません.
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